RaspberryPi 2013-02-09-wheezy-raspbianにアップグレードする
2013-02-09-wheezy-raspbian が出たのでちょっと悩みましたが試しにアップグレードして見ることにしました。
今なら、samba4もsubversionもあまり使っていないので、もし起動しなくなっても直ぐに復旧できます。
そうは言っても面倒なので、まず元に戻れる様にバックアップを取得してから挑戦します。
参考 : RaspberryPiのバックアップを取得する
・変更前のカーネルバージョン
3.2なのでちょっと古めのバージョンです。まぁ、別に問題ないのですが、なんとなく新しいのが良いですよね。
・アップグレード手順
aptコマンドでリポジトリを最新の状態に更新
ここで、upgradeの場合とdist-upgradeの差を確認します。
apt-get upgradeの場合
apt-get dist-upgradeの場合
内容はあまり変わらなそうなので大丈夫かな…。
samba4とapache2を止めてからアップグレードしてしまいます。
・変更後のカーネルバージョン
kernelが3.2 → 3.6へ一気に上がりました。
3.2から3.6へのupgradeなので色々改善されている・・・はずです。
はずですって言うのは、なかなか体感できないし、検証もしていないので。。。
気になる所では以下のような点が多少なりとも恩恵を受けているかもしれません。
RaspberryPiは非力ですから、もしかしたら結構効果があるのでは無いでしょうか。
・ネットワーク接続の高速化
・メモリ/ディスクのサスペンドの改善
・ext4ファイルシステムの改善
LinuxKernelと言えば、個人的には3.8が気になっています。ついにi386を
切り捨てると言う事で32bitバージョンも多少なりとも最適化されるのでは無いかと思います。
RaspberryPi的には3.7でARMに対する対応がなされているみたいなので、
こちらも良い傾向なのかも。
以上の作業後も私の環境では特に問題なく動作しています。
本当はSamba4はrebuildした方が良いのかもしれませんが、今の所動いているのでSamba4に
パッチでも当たって新しいバージョンが出てからにします。
ちなみにsamba4はaptではまだ4.0.0 beta止まりです。残念。。。
USB接続できるLANが安価に売っているようです。これを使えばRaspbrryPiがFireWallになるかも。。。
流石にこれでは遅すぎるかな?
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