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2015年2月23日 (月)

RaspberryPi2 (Debian) にSAMBA4(v4.1.16)をインストールする(ActiveDirectoryのDCを構築する)

RaspberryPi2を購入しました…って事で(?)改めてsamba4をビルドしてインストール
してみました。今回の目的は二つ。
  1. RaspberryPi2にsamba4をインストールする事はできるか?
  2. 以前は5時間以上かかっていた、make & make install を何時間で処理できるか?
です。さて結果は…。

新しい記事はこちらです!RaspberryPiをDebianインストールからファイルサーバ兼Subversionサーバーにする(2017年版 その2)




・環境の確認

環境の確認
  Raspbian


今回の内容もx86のDebianでも同じ作業になると思います。

・インストール方針

packageがあれば有難いのですが…残念な事にRaspberryPi用のSAMBA4のPackageはありませんでした。
仕方がないので、ビルドしてインストールする事になります。まぁ、Linuxらしいと言えばLinuxらしいでしょう。



基本的には以下のリンク先に従って作業をします。
Samba AD DC HOWTO


・Debianのアップデート

まず、RaspberryPiを最新にします。お馴染みの以下のコマンドを実行します。





・ipv6の設定

samba4を利用する場合は、デフォルトではipv6が必要です。Raspbianではデフォルトで
ipv6は利用不可になっているのでモジュールを読み込む様に設定します。
以下のリンク先に従ってipv6を有効にして下さい。
RaspberryPiでIPv6を有効にする


・ビルドに必要なライブラリのインストール

以下のライブラリを導入しました。




・SAMBA4ソースの取得&展開

ここからSAMBA4のソースを取得しました。
バージョンは取得時点で適宜変えてください。




・SAMBA4のビルド

configure と makeをします。オプションは無くても良いと思います。makeは折角4コアになったので
並列コンパイルしない手はありません。通常はコア数+2程度と言われているようですが、メモリが
倍増したとは言え所詮1GBなのであまりスレッドが多くても微妙な感じです。とりあえず今回は
4スレッドで試してみました。



さて、configureは6分で完了、そして気になるmakeは…なんと32分で終了しました。これは早い!
RaspberryPi(1? 512MBタイプ)では4時間以上掛かっていたので圧倒的な性能差です。
これなら気楽にmakeできます!

make中にtopをしてみました。4コアを使い切っているシーンも時々ありました!

20150225_01_2




・SAMBA4のインストール

以下のコマンドを実行するだけです。



make install も22分で終了。いや~configure ~ make ~ make installで一時間で
終わるなら、samba4も気楽に導入できますね!


・SAMBA4のセットアップ

SAMBA4の準備(Provisioning)をします。ドメインを構築する際に使われる、
ユーザーデータベースの初期設定を行います。今回はPDCを構築してみます。
単独のDCを立ち上げる場合はドメイン名以外はデフォルト値で良いでしょう。

以下のコマンドを実行すると、セットアップが始まります。


質問箇所は"★"がある、4か所ですが実際に入力するのは先頭の"Realm"だけで
後はデフォルト値で大丈夫です。



実行後に以下の様なエラーが出た場合はパスワードが簡単すぎて怒られています。
大文字・小文字・数字を織り混ぜたパスワードを指定して下さい。





・resolv.confの設定

resolv.confの設定を行います。名前解決に自身のDNSを使用するように変更します。
外部のDNSも指定しておかないと、外が見えなくなってしまいます。




・interfacesの設定

続いてIPアドレスの設定を変更します。
ここで重要なのはIPアドレスを静的にする事とnetworkを設定する事です。
私は以下の様に設定しました。





・SAMBA4をテスト起動する

以下のコマンドを実行します


topを実行して確認すると、10秒ぐらいは派手にCPUを消費していますが
すぐに収まると思います。

ついでにバージョンも確認します。以下のコマンドを実行するとバージョンが表示されます。
ちゃんとSAMBA4が起動している事が確認されました。



・SAMBA4がActiveDirectoryのドメインコントローラーとして動作している事の確認

以下のコマンドを実行します。大体以下と同じような内容が返ってくれば大丈夫でしょう。





認証の確認をします


以下の様なエラーメッセージーがでる場合は/etc/network/interfacesが
悪さをしているかもしれません。(多分 network の設定で解決されます)






・SAMBA4の起動スクリプトを用意する

この状態でSAMBA4は起動するはずですが、このままではRaspberryPiの起動時に自動的にSAMBA4が
立ち上がりません。起動用のスクリプトを用意します。用意すると言ってもDebian用のInitScriptが
配布されています
のでダウンロードして配置するだけです。


InitScriptのダウンロード




続いてインストールPathの変更をします。



インストールしている場所を確認して、必要に応じて実行して下さい。

chmodしてからスタートアップ時に起動する様に設定します。



ここまでで前回は動作したのですが…起動用スクリプトがちゃんと動きません。
私は以下の2箇所を書き換えてしまいました。



これで、期待通りsamba4が起動すると思います。


・SAMBA4 DNSの動作確認

もう少し確認作業を行います。次はDNSです。

以下のコマンドを実行します。


以下の様な答えが返ってくればokだと思います。



・Kerberosの設定


まず、krb5.confファイルをコピーします。


続いて以下の様に修正します。この際に、ドメイン名を大文字で記述して下さい。


以下のコマンドを実行して下さい。パスワードはADを構築した際のものを入力して下さい。


以下の様になる筈です。passwordの有効期限等が表示されます。



お疲れ様でした。これでsamba4のインストールは完了です。後はファイルの共有をしたり
Windowsをドメイン参加させたりする事ができます。それぞれの方法は以下のページを
参考にして下さい。


RaspberryPi debianにSubversionをインストールする(ActiveDirectory認証)
RaspberryPi SAMBA4のActiveDirectoryに参加する(Windows7編)
RaspberryPi SAMBA4のActiveDirectoryに参加する(WindowsXP編)
RaspberryPi Samba4 ActiveDirectryのパスワードポリシーを変更する
RaspberryPi Samba4でファイルを共有する



しかし、RaspberyPi2の速度は圧倒的ですね…今までが遅すぎたと言えばそれまでですけれど…。
これだけ早くなると方のことをさせる事ができそうです! Windows10 (IOT版らしいですが)が
無償提供されると言う話もあるので、何に使うか考えなければ!














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コメント

始めまして、Raspberry楽しそうですね。
私も欲しいのですが、一式揃えると、結構な額もなるので、控えていました。
プログラマーさんなのでしょうか?
私も少し興味があって勉強しています。
頑張って下さい。

コメントありがとうございます。RaspberryPiも、0から揃え様とすると意外とお金が掛かりますが…それでも、安いもので構成して行けば1万円位ですみます。
後は社会人の方であれば故郷納税で液晶ディスプレイがもらえる所がありますので、是非挑戦してみて下さい!

Samba4 v4.2.0でも大丈夫でした!

こんばんは。
1)4.2.2はmakeに失敗しました。4.2.1は大丈夫です。もし、4.2.2を試されたのでしたら情報をいただければ。

2)sambaの起動スクリプトが上手く動きませんでした。/opt/sambaに導入しているので、その差異もあるのかも知れません。不思議なのは、起動スクリプトでstartせず、/opt/samba/sbin/sambaだとちゃんと起動するんですよね...。

もし、他に試されていたら記事のアップロード楽しみにしております!

doctor_dさん

私の環境で4.2.2を試してみましたが問題なくmake / make installできました。
必要なライブラリが足りていないとかですかね???

root@RaspberryPi2:/etc# /usr/local/samba/sbin/samba -V
Version 4.2.2

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